She Didn’t Love Me

ドギョムがカバーしていたヤン・ダイルさんの「사랑했던걸까」。
曲自体もすごく好きなんだけれど、歌詞も素敵なんだなあ…

君と別れてしまって悲しい!しんどい!やり直したい!よりも、
離れてしまった事実があり、でも君と過ごした事実(=思い出)があり、別れる原因となってしまった何らかの事実(=記憶)もあり、ただ今君を恋しく思ってしまう僕がいるという事実がある…という…
その事実を受け入れることしかできず、感情だけが残って、あまりにも切なくて、オトナな歌詞だなあ…と思いました。

自分だけが愛していたんじゃないかと思うほど、相手のことをすごく愛していて。「相手は自分を愛していたのかな(=英題:愛していなかった)」と考えるほうが、納得できるのかもしれないけど、そう考えようとするほどに二人は愛し合っていたんだなあ、と想像できて、胸が苦しいのです。

この時ドギョム二十歳ですか…そうですか…ハァ…

ダイルさんのMVは、寒色で、失恋を連想させるようなモチーフも多用されていて、歌う表情も切ないんだけど、ドギョムの動画はちょっと違くて。悲しい表情というわけではなくて、でも今にも泣きそうなんだよね…ほんと不思議な子だわ…

こういう表情・仕草が、たぶん、自然に出る子なのだと思う。

声もいつもセブチのドギョムとして歌うのとは違う歌い方で、こんな歌い方もできるんだと、少しびっくりもした。軽やかというかニュートラルというか…なんなら少し晴れやかな感じもする。こんな子がどんな風に人を好きになって、どんな人生を送るのかなあとついつい思いを馳せてしまう。オタクだから妄想が現実の速度を超えて爆走してしまうんだよね…。

こんな素敵な歌を教えてくれてありがとうね…。



韓国語勉強中です
あくまで自分で楽曲解釈を深めるための和訳なので、意訳が多いです

▼ 歌詞原文(引用)

▼ カナルビ

▼ 和訳歌詞

▼ 歌詞原文(引用)
▼ カナルビ
▼ 和訳歌詞

어두워 질 때면
어느새 혼자 남아서 그저
아침이 밝아 올 때까진
밀린 생각에
잠겨있어
이해란게 어려워서

おどぅうぉ ちる ってみょん
おぬせ ほんじゃ なまそ くじょ
あちみ ぱるが うる ってかじん
みりん せんがげ
ちゃんぎょいっそ
いへらんげ おりょうぉそ

暗くなっていく時間の中で
いつの間にかひとりになっていて
夜が明けるまで
心の中に留まっている考えに
思いふけている
あまりにも理解ができなくて
(理解したくなくて)

나 오늘은
널 믿어보려고 해봤어
아무리 내 잘못을 꺼내도
Oh whoa whoa oh, no
널 미워하기엔 내 추억이
널 믿어보기엔 내 기억이
닳지를 않아
Ah ah

な おぬるん
のる みどぼりょご へばっそ
あむり ね ちゃるもする こねど
Oh whoa whoa oh, no
のる みうぉはぎえん ね ちゅおぎ
のる みどぼぎえん ね きおぎ
たるじるる あな
Ah ah

今日は あの日の君のこと
信じてみようとした
どんなに僕のあやまちを
思い返してみても
君を嫌いになるには 思い出が
でも、信じるには 記憶が
あまりにもありすぎて
消えてくれないんだ

그땐 널 많이
사랑했었나봐
No
나 혼자만
사랑했던 걸까봐
너를 잃어 힘든
아픔 보다
내가 모르던 네 모습이 날
더 외롭게 만드는 걸

くって のる まに
さらんげっそなぶぁ
No
な ほんじゃまん
さらんげっとん ごるかぶぁ
のるる りろ ひんどぅん
あぷん ぼだ
ねが もるどん に もすび なる
と うぇろぷげ まんどぅぬん ごる

あの時の僕はとても
君を愛していたんだと思う
僕だけ、ひとりで
君を愛していたんじゃないかと
思うほどに
君と離れたことで
つらい心の痛みよりも
僕が知らなかった君の姿が
(一緒に過ごせなかった今が
あるという事実の方が)
僕を寂しくさせるんだ

그때 넌 나를
사랑했던 걸까
Ah ah
나 혼자서
사랑했던 것 같아

くって のん なるる
さらんげっとん ごるか
Ah ah
なん ほんじゃそ
さらんげっとん ごっ かた

君は僕を
愛していたのかな
僕だけ、ひとりで
君のこと
愛していたんじゃないかな

Oh oh oh oh
No you, you, you
널 믿고 싶어 그저 난
Oh, oh oh

Oh oh oh oh
No you, you, you
のる みっご しぽ ぐじょ なん
Oh, oh oh

違う、君を
僕はあの日の君のことを
信じてみたいだけなんだ
ただ、僕は

날이 밝아지면 어느새
잊혀지고선 다시 이렇게
하루에도 수 없이 떠난
네가 그리워져
가끔씩 또 나
널 잊기가 널 믿기가
Ah ah
되돌려보기엔 내 추억이
닿지를 않아
Ooh hoo

なり ばるがじみょん おぬせ
いっちょじごそん だし いろっけ
はるえど す おぷし っとなん
にが くりうぉじょ
がっくんし っと な
のる りっきが のる みっぎが
Ah ah
でどりょぼぎえん ね ちゅおぎ
だんじるる あな
Ooh hoo

いつの間にか空が明るくなって
君に忘れられてもこうやって
一日も置かずに、
離れてしまった君のことを
恋しく思う
時々、君を忘れるのも
信じるのも 試してみるけど
君と出会う前からやり直すには
あまりにたくさんの思い出が
手が届かないほどのところに

그땐 널 많이
사랑했었나봐
No
나 혼자만
사랑했던 걸까봐
너를 잃어 힘든
아픔 보다
내가 몰랐던 네 모습이 날
더 외롭게 만드는 걸
Ooh oh, baby

くって のる まに
さらんげっそなぶぁ
No
な ほんじゃまん
さらんげっとん ごるかぶぁ
のるる りろ ひんどぅん
あぷん ぼだ
ねが もらとん に もすび なる
と うぇろぷげ まんどぅぬん ごる
Ooh oh, baby

あの時の僕はとても
君を愛していたんだと思う
僕だけ、ひとりで
君を愛していたんじゃないかと
思うほどに
君と離れたことで
つらい心の痛みよりも
まったく知らない人みたいに
なってしまった君が
僕を寂しくさせるんだ

그때 넌 나를
사랑했던 걸까
Ah ah
나 혼자서
사랑했던 것 같아

くって のん なるる
さらんげっとん ごるか
Ah ah
なん ほんじゃそ
さらんげっとん ごっ かた

君は僕を
愛していたのかな
僕だけ、ひとりで
君のこと
愛していたんじゃないかな

Oh oh oh oh
No you, you, you
널 믿고 싶어 그저 난
Oh, oh oh

Oh oh oh oh
No you, you, you
のる みっご しぽ ぐじょ なん
Oh, oh oh

違う、君を
僕はあの日の君のことを
信じてみたいだけなんだ
ただ、僕は

나를 바라보며
사랑을 말하던
네 모습을 떠올려
그땔 그리워하는
마음과
더는 아니라 하는 마음이
아직도 날 떠날 수 없게
믿을 수도
아니 바랄 수도 없게 해
Ooh hoo, ooh ooh

なるる ばらぼみょ
さらんうる まらどん
に もすぶる とうりょ
くってる ぐりうぉはぬん
まうんぐぁ
とぬん なにら はぬん まうみ
あじっど なる どなる す おぷげ
みどぅる すど
あに ぱらる すど おぷげ へ
Ooh hoo, ooh ooh

僕を見つめながら
愛を伝えてくれた
君の姿を思い出しては、
そんな日々を
恋しく思う心と、
二度とそんな日が来ない
そうわかっている心が
いまだに消えてくれなくて
君を信じることも、
いや望むことさえも
できなくさせる

Ooh
그땐 널 많이
사랑했었나봐
Whoa huh
나 혼자만
사랑했던 걸까봐
너를 잃어 힘든
아픔보다
내가 몰랐던
네 모습이 날
더 외롭게 만드는 걸
Ooh oh oh,baby

Ooh
くって のる まに
さらんげっそなぶぁ
Whoa huh
な ほんじゃまん
さらんげっとん ごるかぶぁ
のるる りろ ひんどぅん
あぷん ぼだ
ねが もらとん
に もすび なる
と うぇろぷげ まんどぅぬん ごる
Ooh oh oh,baby

あの時の僕はとても
君を愛していたんだと思う
僕だけ、ひとりで
君を愛していたんじゃないかと
思うほどに
君と離れたことで
つらい心の痛みよりも
まったく知らない人みたいに
なってしまった君が
僕を寂しくさせるんだ

그때 넌 나를
사랑했던 걸까
Ah
나 혼자서
사랑했던 것 같아

くって のん なるる
さらんげっとん ごるか
Ah
なん ほんじゃそ
さらんげっとん ごっ かた

君は僕を
愛していたのかな
僕だけ、ひとりで
君のこと
愛していたんじゃないかな

Oh oh oh oh
No you, you, you
널 잊고 싶어 그저 난
Oh, oh oh

Oh oh oh oh
No you, you, you
のる いっご しぽ ぐじょ なん
Oh, oh oh

君を
忘れたい
ただ、僕は
君のことを


意訳というか、「こういうことなんじゃないかな」的な解釈として。

1番では「내가 모르던 네 모습」なのが、2番で「내가 몰랐던 네 모습」になっているところに、グッときました。「僕が知らなかった(=全体の中の一部)君の姿」だったのが、「まったく知らない姿」になった。すごく過去になった感じ?

最後だけ「널 믿고 싶어(信じたい)」が「널 고 싶어(忘れたい)」になる…。その切実さに、心がヒリヒリしますね。


その後、ダイルさんとコラボできたドギョム。

意外と唇厚いんだなあ…とか余計なことを考えてしまってすまねえ…。
ほんと、肌も指も鼻もきれいで、なんか、歌うために生まれてきたような子なのだなあと思います。


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